こういう、些細なクオリティについて。
オーストラリアにて、
風邪かな?と思ったときによくお世話になるのがこのお湯に溶かして飲む風邪薬。風邪の初期段階に飲むやつ。
(ググったら在濠の人たちが結構使っていたのだ。)
味はあま〜いレモンシロップ味と、多少の薬えぐみは否めない。そのままだと私には甘すぎるのでレモン果汁やすりおろした生姜を足して飲んでいる。
さて、先日このブランドのカプセルがあったので初めて買ってみた。
風邪になってしまったので早速開けてみたものの出てこないんですなあ、カプセル。
押せば中のカプセルがぐにゃりと変形した。
ふつう、カプセルって表から押したらゆで枝豆のようにプリっと出てきてくれるものじゃないの。
裏から爪で穴を開けてようやくカプセルを取り出した。
シールがアルミと紙の二重になっている。無駄に厚い作りだ。
ほんとに、ほんとに小さなことだけど、海外にいると日本製品の当たり前と思っていた使い勝手の良さー、それは消費者の目線にたった涙ぐましい商品開発…。
の、ありがたさを再認識するのだ。
例えばこの納豆容器の革新は子どもだった私にはかなりの衝撃であった。
そもそも、バリバリバリってパッケージを元気よく破りがちなこっちの消費者自体、そんな些細なこと気にしちゃいないんだろうけど。ちょっと全世界の人に日本の使い手のことを考えられたパッケージを見せたいと思うんだな。